PJ成否を分つのは…
大学院講義のプロジェクト管理系授業の感想
ほんだい
大学院の実習で、simultrain[1]を用いたシミュレーションの実習を行った。
Sierであればおなじみ。EVMの観点から、プロジェクトの健康度を図る指標であるところのコスト、品質、スケジュールの進捗を各指標ではかり、
トップ画面(第1週目火 9:00がnavに書かれている)にパーセンテージが表示されている。
上に挙げたいわゆるQCD以外の、指標を追えるのが面白いところで、モチベーションの指標なども時々刻々と変化する。
現実のプロジェクトさながら、様々な予期せぬイベントがおこる中で、先行/後続タスクの依存関係を踏まえながら、クラッシング/ファストトラッキングといった手法で、ガントチャート(fig.2)と睨めっこしながら、記事通りにプロジェクトを、上述した各指標について一定以上の値で終えることを目指す
個人の感想として、プレイヤーはPMとして個性やスキルのバラツキのあるメンバーのモチベーションをケアするのみならず、上司のモチベーションもケアしなくてはならないのが盲点になりがちで、pitfallだらけであった。
モチベーションが変化する要因としては、突発的に迫らせる択一の判断で、最新機器を導入するor古くても安い機器を導入の後者を選んだりするとガクッと下がる。
あるいはカレンダーを細かく設定でき、ランチや個別のディスカッションを設定するとモチベーション指標の上昇に寄与したりする。
メールや電話の対応などもあり、デスクの携帯アイコンをチェックしたりしてオペレーションは大変だったりする。
講義中はグループワーク数名で行ったが、オペレーション担当であったので、マルチタスク苦手の自分には大変だった
まなび
直近でマネジメントも求められる環境に転職した身としては、指標でプロジェクトの健康度が測れるのはグッドアイディアと思うので、導入したい。
タスク管理ボードで自動のレポート機能があれば、突っ込まれどころであるメンテナンス作業/管理コストの懸念もないl。
またランチの大切さを思い知ったので(ほっとくとメンバのモチベーションが激減して異動されてしまう)
同期のグループチャット作成して放置してるので、一回リモートの食事会を開催しようかと思う。
参考
[1]:SIMULTRAIN®Put yourself instantly in the Role of a Project 「PMになってPJを成功に導くシミュレーション」デモもある。Manager!https://www.simultrain.swiss/